手術室看護師が実践している!患者さんの不安緩和の声かけや関わり

手術室で働いている看護師の中には、「手術を受ける患者さんの不安を緩和する関わり」について悩んでる人もいるのではないでしょうか?

手術室での患者さんとの関わりは、外回りが行う術前訪問と入室してから麻酔がかかるまでのわずかな時間です。

このわずかな時間で手術室の看護師は、患者さんの不安を緩和できるような関わりを行うことが求められます。

今回は、手術室で働く看護師が実践している患者さんの不安を緩和するための関わりについてお伝えします。

患者さんが不安に感じていることは?

手術室で働いている看護師であっても、治療のために手術を受けるのはに感じますよね。

治療に必要なことだと分かっていても、手術前は不安や恐怖感があると思います。

手術を受ける患者さんはどのようなことを不安に感じているのでしょうか?

  • どのような手術なのか
  • 手術がうまくいくのか
  • 麻酔の後に目が醒めるのか
  • 手術室に入ったらどうすれば良いのか
  • 麻酔は痛くないのか

これらが手術を受ける患者さんが抱える不安ですが、このような内容だけでなく漠然とした不安を抱えている人もいます。

不安を理解することが大切

オペナースは、手術を受ける患者さんの不安を軽減する関わりを行なっています。

例えば、術前訪問の時に手術に関する疑問の解決をサポートしたり、麻酔導入までの説明を行ったり…

不安を緩和する関わりはこれだけではありません。

患者さんの不安を緩和するためには、手術を受ける患者さんの不安を理解することが何よりも大切です。

術前訪問も仕事として行うのではなく、患者さんと向き合って不安を理解することで、患者さんに寄り添った看護を行うことができます。

不安の緩和の基本は声かけ

手術室での不安の緩和の関わりは難しいと感じている人もいると思いますが、不安を緩和するための関わりの基本は声かけです。

手術を受ける患者さんは、環境の変化や麻酔、処置などに対して不安を感じています。

特に麻酔導入や硬膜外麻酔などは、普段から見慣れている看護師にとっては不安を感じることは少ないです。

しかし、麻酔を受ける患者さんにとっては「痛かったらどうしよう」「何をされるのか分からないから怖い」などの不安を感じています。

不安を緩和するための関わりのコツとして、細かい声かけを行うことです。

硬膜外麻酔の声かけ

硬膜外麻酔を例に見てきましょう。

硬膜外麻酔を行う時は、体位を整えてからドクターが準備を開始します。

その準備の間に「背中に細い管を入れる麻酔を行っていきますね」などと分かりやすい言葉で再度説明を行います。

消毒前には「消毒液を塗るのでヒヤとしますよ」と声をかけ、注射を刺す前に「今から注射をするのでチクっとしますが、動かないようにお願いします」などと、実施する前に声かけを行います。

硬膜外麻酔の施術中は、患者さんの反応を見ながらサポートを続けます。

痛みを我慢している患者さんも多いので、痛そうな表情や苦しそうな表情をしていたら声をかけて、進めることが大切です。

実施する前に、どんなことが行われてどのようになるのかということを分かりやすく声かけをするだけでも、分からないという恐怖や不安を軽減することができます。

タッチングも不安を緩和する関わり

患者さんの中には恐怖心から、麻酔がかかる前に涙を流す人もいます。

手術室の看護師ができる関わりとして、麻酔導入前に手を握ったり肩に触れたりするなどタッチングを行なっています。

手術への不安や緊張から手が冷たくなってしまっている患者さんもいます。

タッチングを行うことによって、安心したと言ってもらえる患者さんも多いです。

誰にでもタッチングを行うのではなく、不安が強い患者さんや緊張している患者さんに対して行なっています。

手術室の環境整備も大切な関わりの一つ

手術室によっては準備中は、部屋の温度を下げているところもあると思います。

患者さんは術衣で入室されるため、部屋の温度が低いと寒さを感じてしまいます。

手術を受ける患者さんは不安を抱えているため、緊張や環境の変化から敏感になっていることが多いです。

部屋の温度も適温に設定しておきましょう。

部屋は綺麗にしておくこと

そして、手術器械や血のついた汚染物、床の血液汚染などが残っていると患者さんの不安や恐怖心を煽ってしまうため、部屋の状況を確認することも大切です。

また、入室時に他の部屋が見えないようにしておくことも不安の緩和の関わりの一つです。

患者さんが気持ちよく入室できるような環境を整えることもオペナースの役割です。

音楽を流すこともある

不安が強い患者さんや小児のオペ、希望がある患者さんなどには、入室から麻酔導入までの間に音楽をかけることもあります。

音楽が流れている手術室もあると思いますが、患者さんの好きな音楽を流すことで落ち着いて入室から麻酔導入までを過ごすことができるという人もいます。

術前訪問の時には、音楽を流してほしいなどの要望があるかどうかも確認しています。

患者さんの不安を理解するために

手術室で働く看護師は、手術への不安を抱えた患者さんの不安の緩和が課題になります。

不安を緩和する関わりを行うためには、患者さんの不安を理解することが大切です。

患者さんの不安を理解するためには、患者さんの目線になって考えることが患者さんを理解するための近道です。

手術を受ける患者さんにとって、手術室の看護師は不安を和らげてくれる頼れる存在であることが求められています。

不安への関わりを勉強したい人にオススメ

手術室の看護師は、短い時間で患者さんと信頼関係を築かなければなりません。

不安の緩和や声かけが難しいと感じている人は、この参考書がオススメです。

「患者さんの不安を理解するためには何をすれば良いのか」が書かれているので、分かりやすです。

看護研究にも使える内容になっているので、1冊あると心強いアイテムです。

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