手術室の看護師は注射ができなくてもOK?オペナースに必要な注射のスキル

手術室で働く看護師の中には「注射ができない」と悩む人もいます。

手術室では病棟のように看護技術を身につける機会が少ないので、技術に関して不安を感じている人も少なくありません。

手術室によって異なりますが、注射のスキルが求められる職場もあるので最低限のスキルは身につけておきたいと考える人もいるはず。

今回は、手術室で働く看護師に必要な注射のスキルについてお伝えします。

手術室は注射のスキルも必要

手術室は病棟と異なる手技が必要になるため、注射などの看護技術が身につきにくい環境です。

実践できる機会も少ないため、注射ができないと不安になる看護師もいます。

手術室では静脈ルートや輸血ルートの確保も行うため、注射のスキルも必要になります。

手術室によっては注射しないところもある

手術室によっては看護師がルート確保などをせず、注射の技術を経験できないところもあります。

私が働いていた手術室では、新人ナースは2年目から注射ができるルールが設けられていました。

このように病院や施設によってルート確保も全てドクターが担当するなども決まりがあるところもあります。

手術室で必要な注射のスキルとは?

ルート確保(静脈注射)

手術室で主に必要になる注射のスキルは、ルート確保(静脈注射)です。

採血や筋肉注射、皮下注射などを行うことはほとんどありません。

また、Aラインは看護師ではなくドクターが行うことが多いです。

ルート確保が必要になるとは言え、練習できる機会も限られているためスキルアップが難しいと感じる人が多いです。

手術室で実際に注射をしていた場面を紹介

ここでは、私が実際に手術室で注射をしていた場面を紹介したいと思います。

局所麻酔のオペでルート確保

私が働いていた手術室では、眼科などの局所麻酔の手術も行なっており、入室後に外回り看護師がルート確保を行うルールが設けられていました。

眼科は高齢者の患者さんが多く、慣れない間は24Gでのルート確保が難しく手間取っていました。

ルート確保ができなければ手術がスタートできないため、スピード感も求められ大変でした。

全身麻酔のオペで輸血ルートの確保

全身麻酔の手術で輸血ルートが必要な患者さんの場合は、新人ナースがルート確保を担当していました。

輸血ルートは18Gで確保するため、針が太く慣れるまでは難しかったです。

あまりモタモタしていると麻酔科医や執刀医からも急かされるので、素早く的確にこなすことが必要でした。

手術室の看護師は注射のスキルアップが難しい

手術室ではルート確保などの注射のスキルは必要になりますが、病棟のようにスキルアップするのが難しいです。

採血などの注射が苦手な人が多い

手術室では採血を行うことが少ないため、採血などができない看護師もいます。

特に新人ナースは採血が苦手で「注射ができない」と不安になる人も少なくありません。

健康診断の採血が唯一の練習場面

病院で行われる健康診断では採血がありますが、スタッフ同士でお互いに採血し合うことが多いです。

新人ナースにとっては健康診断の採血が唯一の練習場面となるので、先輩に怖がられながら採血をすることもあります。

慣れない採血で失敗してしまうと、自信をなくしてしまいますよね。。。

注射などの看護スキルをオペナースが身につけるためには?

手術室で働くナースの中には、注射などの看護技術もしっかり身につけたいと考えている人もいるのではないでしょうか?

キャリアが長くなればなるほど「手術室で働いているから注射ができない」ことに不安に感じる人もいます。

病棟の応援などに行かせてもらえるよう相談する

注射などを実施する機会は、手術室では限られてしまいます。

手術室の空き時間や余裕があるときに、病棟に応援などに行かせてもらえるように教育担当の先輩などに相談してみることも方法です。

病棟では注射以外の技術も必要になるので、看護技術を経験できるチャンスです。

私が手術室で働いていたときは、検査室の採血ブースに行かせてもらえるように相談していました。

病棟に異動・転職して看護技術を磨く

看護師として必要な看護技術を身につけたいと考えるのであれば、病棟に移動や転職をすることも選択肢の一つです。

手術室の中では手術室で必要な技術しか身につけることができません。

今後、病棟に出て看護技術を経験したいと考えているのであれば、キャリアが浅い早い段階でデビューすることがオススメです。

手術室の経験があれば病棟デビュー後も手術室に戻ることができます。

看護技術をしっかり身につけたいなら急性期病棟がオススメ

看護技術を身につけるために病棟デビューを考えている人もいますが、その中でも急性期の病棟がオススメです。

急性期の病棟は看護技術が経験できる

急性期の病棟は術前から術後の患者さんの看護を行い、処置などの機会も多いです。

術前のルート確保や術後の採決、術後の管理など様々な技術が経験できるので、手技を身につけることができます。

最初は慣れないことも多く戸惑いもありますが、術中のことを理解しているので、術後の観察で手術室の経験が活かせる場面もあります。

私も手術室から急性期の病棟に転職しましたが、看護技術が経験できたのでしっかり身につけることができました。

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