4月に入職して慣れない職場環境で、頑張っている新人看護師も多いと思います。
でも、働いているうちに「なにか違うかも」「自分に合わない気がする」なんて考え出した人もいるのではないでしょうか?
入職する前には分からなかったことが、慣れてくる頃に実感に変わりだしたりすることもあると思います。
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新人看護師の離職率は約7%
新人看護師が辞めてしまうことは、珍しくはありません。
新人看護師の離職率は約7%ほどであり、離職率が高い病院では、入職して1年後には1/3ほどしか残っていない職場もあります。
辞めてしまう理由は人それぞれですが、入社して1年以内に辞めてしまう新人看護師は多いです。
1年未満の新人でも転職できる
病棟の新人看護師であれば、半年ほどで夜勤を経験してある程度の流れは身についていると思いますが、手術室の新人はそうはいきませんよね。
半年ほどではまだ経験していない手術も多く、外回りも経験していない人が多いです。
このような状態で転職なんて、受け入れてくれる病院があるのだろうか?なんて不安に感じている人もいると思います。
新人看護師は歓迎されやすい
意外に感じる人も多いと思いますが、実は1年未満や3年未満の新人看護師の採用を積極的に行なっている病院は多いです。
病棟はもちろん手術室でも、新人の受け入れを行うための教育体制を整えている病院は増えてきています。
その理由としては、キャリアの若い看護師の教育を行い、働きやすい職場で働いて欲しいと考える病院が多いためです。
新人看護師の転職先を見極めるポイント
新人看護師は歓迎されやすい傾向にありますが、どこの病院でも転職ができるわけではありません。
特に手術室では、独り立ちするまで病棟のナースより時間がかかります。
そのため、1年未満などのローキャリアが転職を行う場合は、教育体制が整っている病院を選ぶ必要があります。
教育体制が整っていない病院に転職してしまうと、看護師として知識が身につかず、次の転職の際に不利になってしまいます。
教育体制が整っている病院を選ぶこと
求人サイトで求人内容を見たことがある人はわかると思いますが、多くの病院は「教育体制が整っています」と記載されています。
でも、入職してみるとプリセプターもおらず指導してもらえないなんてこともあります。
そのため、教育体制がきちんと行われているかどうかを見極める必要があるのです。
病院の内部事情を知るのは難しい
実際にきちんとした教育体制が行われているかどうかを知るためには、内部事情を知っている人に聞くのが一番ですが、そう簡単に聞くこともできません。
手術室は閉鎖的な場所であるため、内部の人しか知らないことも多いため、中の状況を知るのは難しいのが現状です。
かといって病院側に問い合わせを行っても、実際に対応してもらえるのは事務のおじさんやおばさんです。
キャリアアドバイザーを上手く利用する
こんな時に役に立つのが、キャリアアドバイザーです。
キャリアアドバイザーとは看護師の転職に携わる転職のプロであり、病院の内部事情や転職して働いている人の声などの情報をもらうことができます。
病院とも深い関係にあるので、気になることや聞きづらいことなどを代わりに聞いてもらうこともできるので、転職者の心強い味方です。
キャリアアドバイザーに相談をするには、看護師向けの転職サイトに登録を行う必要があります。
利用はどのサイトも無料で利用することができるので、安心してください。
もちろん相談するだけでも大丈夫です。
自分に合ったアドバイザーを見つけること
看護師向けの転職サイトは色々ありますが、利用するサイトによってもらえる情報も変わってくるので、複数のサイトを利用して使い分けることがオススメです。
そして、自分に合ったアドバイザーや担当者を見つけることが、転職を成功させるカギになります。
自分に合った職場で働くために
看護師の1年目は、環境の変化などで悩むこともたくさんあります。
でも、辞めたいと思ったり、手術室の仕事は好きだけど職場がツライなどと感じ始めたら、キッパリ切り替えて転職することも方法です。
無理をして続ける必要はないです。
1年未満で辞めることに対して周りの人に何か言われることもあるでしょう。
でも、今の職場でこれから何十年も働けますか?
未来の自分の姿が想像できなければ、そこはあなたの職場ではないです。