10時間以上のオペもある!?長時間オペを乗り切るための3つのポイント

手術室は病棟と違って特殊なスキルも必要ですが、体力も重要になってきます。

行われる手術の内容によっては、10時間以上にも及ぶものもあり、長時間の手術を担当するためには集中力と体力が必要になります。

長時間のオペの時はトイレや休憩はどうしてるの?と疑問に感じた人もいるかもしれません。

今回は、長時間のオペを乗り切る方法を現役オペナースがアドバイスを紹介します。

大きな手術は長時間になりやすい

病院によっては手術が行われる科目が限られており、長時間オペはあまりないというところもあると思います。

総合病院や大学病院などでは科目も多いため、長時間かかるような大きな手術も行われることが多いです。

  • 外科
  • 脳外科
  • 心臓外科

これらの科目の大きな手術では、長時間のロングオペが行われることが多いですが、他の科目との合同オペなども行われます

主なロングオペの内容としては、食道全摘+再建手術や直腸全摘+膀胱全摘+回腸導管など複雑な手術が多いです。

このようなロングオペの場合は、あらかじめ事前にスケジュールで分かっているものも多く、自分が担当する場合は準備をすることができます。

緊急手術でロングオペの場合もある

複雑なロングオペの場合は、あらかじめ交代要員が手配できるように、あらかじめ手術スケジュールが組まれているものがほとんどですが、緊急手術でロングオペになってしまうこともあります。

特にオンコールなどの緊急対応の場合は、最小限の人数のスタッフしかいないため、器械だしや外回りを1人で長時間乗り切らなければなりません。

このような場合は、手術が始まってみなければ、手術時間の経過などを予測することが難しく、トラブルなどが起きた場合も手術時間延長の原因となってしまいます。

予定オペの場合は時差出勤などを行う職場もある

ロングオペになることが予測されている手術の場合は、スタッフの出勤時間をずらすなど職場によって、勤務形態が変わってくることもあります。

遅出になっているスタッフは、ロングオペの最後まで担当しなければならないため、体力的にもしんどい時があります。

では、長時間のロングオペを乗り切るための方法は、どのようなものがあるのでしょうか?

ロングオペを乗り切るための準備

ロングオペは時間も長く体力的にもしんどいですが、ロングオペの担当になった時に乗り切るためには準備が必要になります。

  • 前日はしっかり休む
  • 水分と軽食を準備しておく
  • むくみ対策をしっかり行う

これらがロングオペを乗り切る際のポイントになりますが、それぞれを詳しくみていきましょう。

前日はしっかり休む

ロングオペを担当するには、何時間もオペにつき続けなければならないため、体力が重要になります。

前日はしっかり休息をとって、身体のコンディションを整えておくことが大切になります。

時差出勤などで朝遅めの出勤だからといって、前日に夜更かしなどはしないようにしましょう。

水分と軽食を準備しておく

ロングオペの当日は、いつ休憩に入れるのか分からないため、昼食と軽食を多めに準備しておきましょう。

夕方に休憩に入れることもあり、その時に夕食も済ましてしまおうとカップラーメンなどを持っていく人もいると思います。

状況によっては休憩時間がしっかり取れないこともあるので、菓子パンなどすぐに食べられるものがオススメです。

また、手術が進行している間の休憩時間は、コンビニなどへあまり遠くまで出ることができないため、水分なども余分に準備をしておくことが重要です。

ちょっとした休憩に食べられるオススメの軽食は、以下の通りです。

  • シリアルバー
  • カロリーメイト
  • チョコレート
  • おにぎり
  • ビスケット
  • サンドイッチ

これらは、トイレ休憩くらいしか取れない時にでも、サッと栄養補給するのにオススメです。

あまりがっつり食べてしまうと、眠たくなってしまいオペに集中できないこともあるので、軽く食べることができるものが良いでしょう。

カロリーメイトやシリアルバーなどは、常温でも保存できるため、私は通勤カバンの中に常備して、緊急対応の時にも食べられるようにしていました。

むくみ対策をしっかり行う

ロングオペに最後まで担当しなければならない場合は、手術がいつ終わるかわかりません。

日勤が終わると遅出のスタッフだけで対応しなければならないため、オペが終わって退出し、片付けが終わるまでは帰ることができません。

そのため、ずっと立ちっぱなしで仕事に当たらなければならないため、脚がむくんでしまいます。

脚がむくんでしまうと痛みやだるさが出てしまうため、仕事に集中できないですよね。

ただでさえロングオペの時は緊張感や疲労感も強いため、脚がむくまないように対策を行うことが大切です。

脚の浮腫み対策については以下のページで詳しく紹介しています。

 

これらが、長時間に及ぶロングオペを乗り切るための方法になりますが、この他にもスマートフォンの充電器やバッテリーなどを持っておくと便利です。

長時間のロングオペにつきたくないという人も多い

手術室は病棟などと違って、手術が終わるまでは業務を終わることができないため、予想外の残業などが生じることがあります。

ロングオペの時などは、昼から出勤して深夜に帰宅することもあります。

子育てをしながら働くママさんナースは、仕事と家庭の両立が難しいと感じている人もいます。

しかし、周りのスタッフも同じ条件で働いているため、一人だけオングオペから外してもらうのは難しいですよね。

ロングオペがない手術室の特徴

そのような悩みを抱えている人は、日勤のみのロングオペがない手術室への転職も方法です。

  • 日勤のみ
  • オンコールがない
  • 緊急オペがない
  • 予定手術のみ

これらがロングオペが少ない手術室の特徴ですが、このような好条件の手術室を見つけるのは自分1人では難しいです。

求人が出ていても多くの場合は、非公開求人となっていることが多いため、転職サイトなどを通さなければ出会うことが難しいでしょう。

ロングオペがある環境の悩みを解消したいと考えている人は、転職サイトのキャリアアドバイザーに相談することをオススメします。

長時間のロングオペを乗り切るために

手術室は特殊な現場であり、またロングオペなどもあるので大変な職場環境ですが、手術が無事に終わった時の達成感は他の仕事では味わうことができません。

病棟の看護もチームで行われますが、手術室は職種を超えた協力が大切になるので、最後まで自分の役割を果たすことが重要になります。

ロングオペを担当する際には体力はもちろん、自分が進めやすいように軽食を準備するなどの環境づくりも大切です。

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