ドクターと手術中のコミュニケーションを円滑にする3つのポイント

1日の仕事の中で会話はスタッフかドクターかのどちらかだけ、ということも珍しくありません。

特に手術中はドクターとのコミュニケーションがメインになってきますが、慣れない間は、指示の内容も理解できず怒られてしまうことも。

オペナースの中にも、ドクターとの手術中のコミュニケーションが苦手という人も多いのではないでしょうか。

今回は苦手な人も多い、ドクターとの手術中のコミュニケーションを円滑にするための3つのポイントを紹介します。

ドクターとのコミュニケーションで悩む新人は多い

新人看護師は、器械出しと呼ばれる役割からスタートするところが多いです。

この器械出しは、執刀医の横に立って器械を渡すことです。

手術中は器械の指示などがあるので、執刀医の指示などでコミュニケーションをとることもあります。

しかし、新人の間は指示内容が理解できず上手くコミュニケーションが取れない人が多いのです。

手術中にドクターとのコミュニケーションに悩む原因や理由は、どのようなものがあるのでしょうか。

ドクターの指示が分からない

手術中にドクターとのコミュニケーションがうまく取れず悩んでいる新人看護師は多いですが、なぜコミュニケーションが上手く取れないのでしょうか。

現役オペナースの意見を集めてみたので見ていきましょう。

  • 慣れていないので指示が理解できない
  • 何を言われているのかが分からない
  • 怖いドクターだったので聞き返せず困った
  • 滑舌が悪く何を言っているのかが分からず
  • テンパってしまって聞こえなかった
  • 術中の雰囲気で聞き返せる感じじゃなかった
  • 指示が理解できず怒鳴られてトラウマに

コミュニケーションで悩む原因として、ドクターが怖いことや術中の雰囲気で聞き返すことができなかったことなどを挙げている人が多かったです。

ベテランの先輩や慣れているスタッフであれば、ドクターの指示もすぐに理解することができますが、慣れない新人であれば理解も難しいのが現状です。

このような手術中のコミュニケーションを円滑にするためには、どのような解決方法があるのでしょうか。

現役看護師が実践しているポイントを3つ紹介していきます。

大きな声でハッキリ返事をする

手術室では感染予防を徹底して手術を行っているため、ドクターも看護師も帽子にマスク、ガウンという格好です。

そのため、普段よりも声が通りづらく、口元も見えないため、話している内容が伝わりづらいです。

手術を安全に進めるため、大切な指示は伝える方も受ける方も、伝わっているか確認をする必要があります。

ドクターとのコミュニケーションを円滑にするためには、普段から出された指示に対して、ハッキリと聞こえる声で返事をするようにしましょう。

ドクターが「メス」と言えばナースは「はい!」と必ず返事をするようにクセをつけておきます。

普段から指示に対して返事を返すことで、指示が理解できなかった時などに返事がなければ、ドクターが聞こえてないと思ってもう一度言ってくれることがあります。

返事はコミュニケーションの基本となるので、今まで返事をあまりしていない、小さい声で返していたという人は、大きくハッキリした返事をするように心がけてみてください。

実際に、返事をきちんとするようになってからドクターとのコミュニケーションもスムーズに行くようになったという新人ナースもいます。

指示内容を聞き返す

指示が聞こえづらかったり聞こえなかった場合は、ハッキリ聞き返すことも大切です。

指示内容が理解できないことで、看護師サイドも指示通りに動くことができません。

指示が分からなかった場合は聞き返しましょう。

聞き返すときのポイントですが、シンプルにもう一度お願いします!と伝えることです。

ドクターは手術に集中しているため回りくどい内容で伝えるのではなく、シンプルに返すことでトラブルも回避することができます。

言い辛いからと言って「先ほどいただいた指示内容ですが…」などと長々と伝えてしまうと、かえってドクターを怒らせてしまうことになりかねません。

丁寧に接することは良いことですが、適切な場面を選んで使うことが大切になります。

外回りの先輩に指示内容を確認する

ドクターから出された指示に対して、理解できていないのに返事をしてしまい、聞き返せなかった経験をした人もいると思います。

手術の状況によっては声をかけづらい場面の時もありますよね。

そんな時は知らないフリをするのではなく、外回りの先輩に指示内容を確認しましょう。

よく聞こえなかったという時も聞こえた内容や覚えている内容を伝えて相談をすることで、ベテランの先輩であれば、経験から指示内容がわかる場合があります。

また、外回りのベテランの先輩からドクターへ確認をしてもらえることもあるので、分からないと思ったら、すぐに相談をすることで解決することができます。

この方法は新人だからこそ使える方法なので、手術に慣れるよう指示内容を理解して努力することも必要です。

手術中のコミュニケーションで悩まないために

手術中は緊迫した雰囲気で緊張もあり、ドクターにも話しかけにくいと感じる人も多いと思います。

新人ナースであれば慣れていないこともあり、指示内容がきちんと理解できていないことも。

指示が伝わっていないことでミスを招き、ドクターから怒られたりすることもあるので、指示は確実に理解したいですよね。

ドクターとのコミュニケーションは難しいですが、今回紹介した3つのポイントは、実際に現役看護師も実践している内容になるのでぜひ、参考にしてみてください。

新人オペナースにオススメ

新人のオペナースは経験がないため、術中の指示や動きが分からないことも多いです。

仕事に慣れるためには、経験が必要になります。

この参考書では、手術室の看護に関する知識が詳しく紹介されているので新人ナースにオススメです。

イラストを交えて紹介されているので、楽しく読む事が出来ます!

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